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岡山県を代表する焼き物と言えば備前焼です。その備前焼の名門・藤原家の親子3代の作品を紹介する展示会が那覇市のデパートで始まっています。
備前焼の人間国宝の二男として生まれた藤原敬介さんは、その伝統に美濃焼の技法を融合させた「備前志野」という作品を完成させたことで備前焼に新しい風を吹き込みました。
会場では先代の人間国宝・藤原啓さんそして敬介さん娘婿の史暁さんの作品およそ100点が紹介されています。
鉄分が多い備前の土にわらを巻いて焼き、焼き物の表面に緋色のたすきをかけた独特の作品を始め美濃焼の影響を強く受けた作品など、土と炎の変化が生み出す、素朴でいて力づよい作品が見られます。展示会は6月13日までです。