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度重なる外来機の飛来に嘉手納町の騒音や悪臭被害は深刻になっています。岩国基地所属のFA18戦闘機の飛来にに抗議しようと嘉手納町議会は15日から始まる6月議会の冒頭で抗議決議を採択することを決めました。
アメリカ海兵隊は6月6日から28日にかけて嘉手納基地に山口県岩国基地所属のFA18戦闘機22機を訓練のため、一時的に移動させると通告。
8日開かれた嘉手納町議会の基地対策特別委員会では普段でも騒音や排気ガスの悪臭に悩まされる中、外来機が無制限に飛来したり訓練することを断じて容認することはできないとして、7月15日から始まる6月議会の冒頭で抗議決議を採択することが決まりました。
田仲康栄委員長は「年々、嘉手納基地は強化されてきて、それに伴って住民の爆音を始めとした基地被害が増えてきている実態を思う」「本当に腹立たしく、米軍や日本政府の基地政策に怒りが出てきます」と話しています。
嘉手納基地は、普天間基地との統合案も取りざたされていて、6月12日には住民集会が開かれる予定です。