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アメリカのゲーツ国防長官は来月予定している北沢防衛大臣との会談で、垂直離着陸機オスプレイを、来年、普天間基地に配備すると伝える方向で最終調整していることがわかりました。
オスプレイは現在、普天間基地に配備されているヘリコプターの後継機ですが開発の段階で墜落事故が相次いでいて、SACOの最終報告草案でアメリカ側は代替施設への配備を明記したものの、沖縄の反発を恐れた日本政府の反対で削られた経緯があります。
また、2011年4月には、来年秋からのオスプレイの配備を記したアメリカ海兵隊の内部文書が見つかり、仲井真知事は、「事故履歴の多い機体を市街地にある普天間基地に持ってくることは考えられない」として反対の意思を明確にしていました。
北沢防衛大臣は今回、アメリカの通告に対し即答はしないとみられますが、沖縄の反発が強まるのは避けられません。