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台風や大雨などによる水害を防ぐための水防計画を審議する水防協議会が、5月25日午後県庁で開かれ、2011年度の県水防計画が了承されましたが、東日本大震災級の津波などの想定は盛り込まれませんでした。
水防協議会では、台風や大雨で起こる地すべりや崩落などの危険性のある地域を危険区域として指定するなど、水害を防ぐための計画を審議しています。
5月25日開かれた協議会では、崩落の恐れがある地域として、豊見城市の上田地区と我那覇地区が追加で指定され、2011年度の県水防計画が了承されました。
しかし、今回の水防計画には、東日本大震災級の大規模災害は想定されておらず、委員から、震災の県水防計画への反映を質問された県は、見直しの必要性を認めながらも「どこを(想定の)上限とするのか、国の指針が示されず、県としても決めきれていない」と説明しました。