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本島中部でタカの一種・リュウキュウツミのつがいが卵を暖めている様子をQABのカメラが捉えました。
ここは本島中部、住宅地に近い松の木の上に巣を作っているのはリュウキュウツミというタカ科の一種です。沖縄野鳥研究会・会長の比嘉邦昭さんによりますと、文献上は生息地は八重山となっていますが、最近は本島でもみかけるようになってきたといいます。
目が黄色い方がメス、ワイン色の方がオスで、メスが巣の中の卵を温めているようです。
梅雨の季節に入り繁殖期を迎えたリュウキュウツミはとても神経質になっていて、卵を守ろうと、時折、取材カメラを威嚇していました。
比嘉さんは「ツミは小鳥を餌にしていて、害鳥といわれるシロガシラの繁殖を抑えてくれるのでは」と市街地での繁殖に期待を寄せていました。6月中旬にはヒナが孵る予定です。