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旧暦の4月中旬に行われる伝統行事、アブシバレーが21日、国頭村安波で行われました。
21日午後、安波の海岸には地域の人々が集まりハーリー船を海へと運ぶ光景が見られました。本来は畑の虫などをはらい海に流すという農作業の伝統行事、アブシバレーですが今では集落の安全や住民の健康を祈願する行事として浜下りやハーリーも催されています。
２隻のハーリー船には地元の男性や子どもたちが乗り込み競漕がスタート。海岸に集まった人々は太鼓の音ともに賑やかな声援を送っていました。
競漕のあと、海岸では海に向かってウガンが捧げられ、また全員で食事をしながら地域の安全やそれぞれの健康を願っていました。