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本格的なマリンレジャーシーズンを前に、海の危険な生物について知ってほしいと、講演会が那覇市で開かれました。講演会にはビーチの監視員や消防、学校関係者などおよそ160人が参加しました。

2010年、遊泳中などの危険生物による被害の報告は250件、本格的なマリンレジャーシーズンを前に、注意点などを確認しました。

県の衛生環境研究所の職員は、海に生息する危険な生物の種類や被害状況を紹介。被害の半数近くを占めるハブクラゲの応急措置については、刺されたら酢で洗い、触手を除去することなどを説明してました。

県衛生環境研究所神谷大二郎さんは「(ハブクラゲに)小さいお子様が刺された場合、心肺停止することも考えられますので、そういったときには、すぐに心肺蘇生法を実施することが大切です」と話していました。

また会場の外には、ハブに咬まれた時の状況の説明や応急処置が写真などで紹介され、注意を呼びかけていました。