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沖縄市の泡瀬干潟の埋め立て事業をめぐって、県や国が策定した埋立地の用途使用変更に伴う申請書の縦覧が17日から始まりました。
泡瀬干潟の埋立て事業をめぐっては、沖縄市は事業を1期工事のみに縮小し、2010年8月に見直しを行った事業計画案を県などに提出しました。それを受けて、国と県は埋立地の用途を変更するための承認申請書を作成し、17日から県庁など3ヵ所でこの申請書の縦覧を始めました。
このうち、沖縄市役所には事業に反対する市民らが訪れ申請書の内容について確認。完成後の市の需要予測などがしっかり検証されていないことなど、問題点を指摘しました。
泡瀬干潟を守る連絡会の前川盛治事務局長は「沖縄市の立てた計画も全然検証していない。正しいと言う前提で、ただ変更だけされている。そういう意味で大きな問題点があります」と話しています。
県では申請書の縦覧を6月6日まで行い、県民からの意見を受け付けます。