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４月に県内を訪れた観光客は、2010年の同じ月に比べて10万人以上、減少しました。
県のまとめによりますと、2011年４月に国内や海外から県内を訪れた観光客数は37万1500人で、2010年の同じ月に比べ10万400人下回りました。
減少比率が大きかった地域は、国内では東京と名古屋方面、海外では香港とアメリカ方面で、全体として2010年の同じ月を21.3％下回りました。
県は観光客数の大幅な落ち込みを東日本大震災の影響による旅行自粛ムードや新規予約の低迷によるものと見ています。また、５月も長引く原発問題や海外の航空定期便の減便などにより、引き続き、厳しい状況が続くものと予想しています。