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東日本大震災の被災地で、精神的なケアをおこなった医師たちの活動報告会が、県庁で開かれました。
「こころのケアチーム」は、県精神科病院協会に加盟する病院の医師たちが、被災者の精神的ケアを目的に結成したものです。
20日、県庁で活動報告を行ったのは今月11日から18日まで岩手県大船渡市を中心に活動した第2陣のメンバーのひとり平安明医師で、被災地の現状や訪問診療の様子について説明しました。
平安医師は「住宅被害がなくて、避難所に来ることもためらうような人たちが」「色んな反応というか、感情を整理できずにいる」と報告しました。
また、平安医師は「現在は大丈夫でも、今後、何かのきっかけでうつ状態になる人も出てくることから、長期的な支援が必要」と話していました。