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絶滅危惧種に指定され、現在、自然界では殆ど見ることのできないイリオモテランが本部町で開花、ちょうど見ごろを迎えています。
本部町の熱帯ドリームセンターでは100株のイリオモテランが満開となっていて、褐色の縞模様をまとった可愛らしい2~3センチの花が一枝にいくつも咲き、温室には独特の爽やかな香りが漂っています。
もともと石垣島や西表島に自生していたイリオモテランですが、観賞用に乱獲されたため、現在自然界ではほとんど見ることができません。
センターでは1998年に無菌培養で種を発芽させ株を増やしたもので、訪れた人たちは多くのランの咲き誇る様を堪能していました。ランの見頃は5月上旬までと、連休中まで続くということです。