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沖縄に駐留するアメリカ軍のトップグラック四軍調整官は15日、東日本大震災での救援活動を報告し「普天間基地は迅速な救援活動のために重要だった」と強調しました。
「トモダチ作戦」の総司令官をつとめたロバート・トス大佐らと会見に臨んだ四軍調整官は、支援物資の運搬やがれきの撤去、また仙台空港の再開のために「沖縄の海兵隊員らは尽力した」と報告しました。
一方、今回の救援活動は普天間の移設問題に影響するかという記者の質問に対しては、四軍調整官は「(移設問題は)政府レベルで協議される問題だが、今回言えることはこの活動の期間中において普天間は非常に重要な存在であったということ。普天間で海兵隊や陸海任務部隊の能力を統合することで非常に迅速にこの危機に対応することができた」と話しています。
グラック四軍調整官は災害発生時の支援拠点としての普天間基地の重要性を改めて強調しました。