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東日本大震災で被災地から沖縄に避難している人たちに使ってもらおうと、県内の家電メーカーが12日、冷蔵庫を県に無償で提供しました。
那覇市港町にある支援物資の集積所には12日午後、沖縄三菱電機販売から冷蔵庫50台が運び込まれました。県は被災地から22世帯87人を県営住宅に受け入れていますが、これらの住宅には家財道具が揃っておらず、生活に不自由しているという声が多く寄せられていました。
三菱電機の仲程次長は「我々家電を扱っている会社としましても何かご協力できることがないかと思いまして」と述べ、冷蔵庫を県に提供しました。
これに対し、県住宅課の我如古管理監は「これまでは、なかなか家電品がないという状態の中で、こうして早速電化製品を提供していただいたことは、ありがたい」とお礼を述べました。
県は冷蔵庫を希望する県営住宅に入居している被災者に支給するとしています。