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患者自身の細胞を利用して肝硬変の治療を行うための最先端の医療施設が中城村に完成し、11日に公開されました。

中城村のハートライフ病院に設置されたのは、肝硬変患者の骨髄細胞を精製し、患者自身に投与するという最先端の治療法に欠かせない細胞精製施設です。

肝硬変は進行性の病気で、これまでは臓器移植以外に有効な治療法はありませんでした。

今回の治療法は山口大学などで研究されている方法で、費用が臓器移植の10分の1程度、治療日数もわずか1日で、自分の細胞を使用するため免疫抑制剤を使用する必要もありません。

ハートライフ病院では院内の倫理委員会の承認を待って、数ヵ月後には治療研究を開始したいとしています。