※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
2010年7月に臓器移植法が改正されてから、県内では初めてとなる脳死患者からの臓器移植が9日に行われました。
臓器移植ネットワークによりますと移植されるのは腎臓で、9日午後、大分から琉球大学付属病院に送られ、40代の女性の腎炎患者に移植されます。
2010年7月に臓器移植法が改正され、脳死した本人の意思表示がない場合、家族の同意があれば臓器移植ができるようになりました。法改正後の脳死患者からの臓器移植は40例目で、県内では初めてです。
臓器を提供した患者は大分県の30代の女性で、8日に脳死判定され、家族が心臓や肺などの臓器提供に同意したものです。
移植コーディネーターによると現在、県内に腎移植を待つ患者はおよそ270人いて、移植に適応するドナーが見つかるまでに15年ほどかかるということです。