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15世紀の末、当時の首里王府の圧政に抵抗し、住民の先頭に立って戦ったといわれる「オヤケアカハチ」を偲ぶ慰霊祭が5日に石垣市で行われました。
慰霊祭はオヤケアカハチが住んでいたという石垣市大浜の住民が、首里王府に反旗をひるがえし、住民とともに戦った「英雄」を語り継ごうとひらかれているものです。
言い伝えではオヤケアカハチは旧暦2月の浜下りの頃に首里王府に討ち取られたとされ、慰霊祭は毎年旧暦3月3日に開催。2011年も大浜小学校の児童や地域の住民などおよそ100人が参列しました。
石垣出身の詩人・伊波南哲の叙事詩をはじめ、また最近では演劇やミュージカルなどで広く知られるオヤケアカハチ。最後は参加者全員で伊波南哲が作詞した「オヤケアカハチの歌」を歌って地域の英雄に思いをはせました。