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きょう5日は旧暦の3月3日、浜下りの日です。県内各地の浜辺では春の陽光のもと、潮干狩りを楽しむ家族連れなどの姿が見られました。
宮古島市の大浦湾に広がる浜では、干潮時に現れる巨大な干潟に家族連れや観光客が訪れ、潮干狩りを楽しみました。潮干狩りをしていた男性は「子どもの頃からずっと来てるんで楽しいです」と話していました。
5日は天気も浜下り日和になり、貝やエビの他、なかにはタコを捕まえた人もいました。
一方こちらは沖縄市泡瀬。海保の職員が「潮の満ち引き、潮が満ちてくる前に早めの帰宅。天候への留意、ちょっと風が吹いてきましたけど、天候への留意などしっかりと指導して下さい」と話していました。
多くの潮干狩り客が訪れる沖縄市泡瀬では中城海上保安部による海浜パトロールが行われ、水難事故防止を呼びかけました。2007年の浜下りの日には読谷村残波岬付近で満潮で14人が孤立し、高波で3人が亡くなる事故が発生しています。
楽しい浜下りですが、この時期は潮の干満の差が激しい大潮の時期にもあたることから、海保職員はビラを渡し、浜遊びには注意するよう呼び掛けていました。