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夏の県大会のシード権もかかった県春季高校野球大会は4月3日、セルラースタジアム那覇で決勝戦が行われ、糸満がサヨナラ勝ちで嘉手納を破り、2年連続3度目の優勝を飾りました。

1対0とリードする糸満でしたが、6回、ランナーを3塁に置いて、この日、2度目のスクイズ失敗、チャンスを逃します。一方、追いかける嘉手納は8回、代打宇根のライト前ヒットを足がかりに1アウト満塁のチャンスをつかむと、2番古謝の犠牲フライで同点に追いつきます。

しかし、最終回、嘉手納は、この回代わった3番手のピッチャー山内がつかまりノーアウト2塁3塁。攻める糸満は、キャプテン宮城拓幸。最後は、宮城のサヨナラタイムリーで糸満が逃げ切りました。