※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

県内の消防本部の一元化を目指す研究協議会が、一元化に向けたより具体的な方策を話し合う推進協議会に格上げされました。

消防広域化等研究協議会は、2010年4月に、県内全41市町村が参加して設置されました。30日は、この研究協議会を、より具体的な方策を検討する、推進協議会へと格上げする設立総会が開かれました。

あいさつした仲井真知事は、「未曽有の災害を機に、消防のあり方を見直す時期に来ている」と述べ、一元化への期待を表明しました。

消防広域化は、消防設備や人員を一元化することで、現場到達時間を早めるなど、消防行政の効率化を目指して検討されてきました。しかし、経費をどのように負担するかなど課題も多く、これまでに、浦添市、うるま市、宮古島市の3市が、正式に一元化からの離脱を表明しています。