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東日本大震災の発生当日、県内での津波警報の発表で避難勧告を受けた市民を、自社の施設を開放して安全に避難させたとして、那覇市の高齢者支援業者に3月28日、感謝状が送られました。
有料老人ホームやデイサービス施設を運営するこの会社は、那覇市の協力要請を受け曙町や若狭など沿岸部に住む、障害者や寝たきりの高齢者など8人を自社のデイサービス施設に受け入れました。
那覇市健康福祉部の島村副部長は、「夜間に及ぶ避難のため職員を緊急に呼び出し避難者のケアにあたるなど、迅速な対応をして頂きました」と述べ感謝状を手渡しました。
感謝状を受けたメディケアの岸本社長は、「災害が発生したときの高齢者や障害者のケアはとくに大事。今後も企業として地域に貢献したい」と応えていました。