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東日本大震災はいまだ被害の全容さえつかめないほど難航を極めています。被災に遭われた人々は余震や寒さとの闘いを強いられています。県内でも義援金の募金活動が展開され、県立真和志高校では生徒たちがお昼休みにチャリティーバザーを行い、収益金を募金に充てる取り組みを始めました。

チャリティバザーを開いているのは那覇市の県立真和志高校ボランティア部の生徒や教員たちです。真和志高校では東日本大震災の被害の大きさを知った英語教員が、自分たちにできることとしてチャリティーバザーを提案しました。

バザーは昼休みを利用して、生徒や教員たちが使わなくなった洋服やアクセサリーなどを持ち寄って販売し、その売上金を赤十字に寄付するということです。

女子生徒は「同じ日本人だからってのもあるし、やっぱ人間同士支えあわなきゃいけないので、自分は遠いけど、遠いここから何かできないかなと思ってやりました」と話しました。

またバザーを提案した教諭は「ここで英語教師をしていて、日本は私にたくさんのものを与えてくれた。だから何か私にできることをして恩返ししたい」と支援に取り組んでいました。

バザーは3月23日と24日の昼休みも開かれる予定で、生徒たちはこの取り組みが他の高校へも広がってほしいと意気込んでいました。