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東日本巨大地震で行方不明となっている大勢の人たちの捜索救援活動のため、3月14日、県内のNPO法人の災害救助犬チームが、被災地に向けて出発しました。
捜索救援活動に向かったのは、沖縄災害救助犬協会に所属する災害救助犬3頭です。災害救助犬協会は、宮城県気仙沼消防本部から災害救助犬による捜索救援活動の要請に基づき、県内で訓練を受けている大型犬から小型犬までの3頭を選抜しました。救助犬チームは、気仙沼消防本部の指揮下に入り、行方不明者の捜索に当たります。
救助犬チームの幸喜馨さんは、「一人でも多く救助したいと。この五人で出来る限りのことをやっていきたいと思っています」と決意を示しました。県内の救助犬が県外の被災地に派遣されるのは初めてのことです。
一方、県内の医療支援チームも被災地へ向け出発しました。医療支援に向かったのは、県民主医療機関連合会に所属する医師と看護師などあわせて6人です。医療支援チームは宮城県内の総合病院で診療や負傷者の治療に当たり、状況によっては被災地に出向いて診療を行います。
沖縄県民医連の新垣潔団長は、「時間が経てば経つほどメンタルの部分も出てきますので、このあたりも出来るだけ支援できるようにやっていきたい」と支援活動に向かいました。医療チームは3月15日に宮城県に入って医療支援活動を行い、3月21日には第2陣と交代する予定です。