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ゆすり発言に対する抗議の声が広がっています。基地を抱える宜野湾市と嘉手納町の議会でも、抗議決議を全会一致で可決しました。

このうち宜野湾市議会では、議員が抗議決議を読み上げ「米軍普天間飛行場を特別に危険ではないとの発言は、沖縄県民の心を一つにし、9万人余が参加した昨年4月25日の県民大会における民意への許しがたい挑戦でもある」と強く批判しました。

また、2月に就任したばかりの当山宏町長が初めて出席した嘉手納町議会。悪化する騒音被害に改めて怒りの声が上がりました。

田仲康栄議員は「嘉手納町は町域の83パーセントを基地にされ、爆音など基地被害を受け続け、外来機の飛来など基地の機能強化のもとで生活環境が破壊されてきた。町民や県民を愚弄した差別と偏見に基づいた発言であり、断じて容認できない」と決議文を読みあげました。

いずれの抗議決議も全会一致で可決されました。メア発言に対する抗議の声は、県内各地の議会でさらに広がりをみせています。