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西原町幸地で2009年見つかった、日本兵とみられる5柱の遺骨について、厚生労働省はDNA鑑定で身元の確認を進めるため、9日調査に訪れました。
沖縄を訪れたのは、厚生労働省の職員2人で、9日、遺骨収集を行っているボランティアの市民団体「ガマフヤー」や、西原町の関係者らと、2時間余り意見交換を行いました。
遺骨は、2009年9月、西原町幸地の壕の跡から見つかったもので、一緒に見つかった万年筆などから、幸地で全滅した第22連隊11中隊の日本兵のものとみられています。
「ガマフヤー」の具志堅隆松代表は、「遺骨収集は、家族のもとに返すために行っている。この5人もなんとか返してあげたい」と話しています。