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一方、メア発言を受けて名護市議会も9日抗議決議を全会一致で可決しました。

名護市議会では冒頭神山正樹議員が抗議決議を読み上げ、メア日本部長の一連の発言について「米国務省においても、米軍普天間飛行場の移設問題など、日米交渉に実務者として深く関与してきた人物でそのような立場にある人の差別的、偏見に満ちた発言には強い怒りを覚える」と沖縄の現状を全く理解していない占領意識そのものだと強く批判しました。

メア日本部長の発言を講義で聞いたアメリカン大学の学生たちは2010年末の沖縄研修旅行の際、名護を訪れ、稲嶺市長から話を聞き、辺野古にも足を運んでいました。

稲嶺市長には熱心な学生たちの姿が印象に残っていたようで、それだけに偏見を植え付けるようなメア日本部長の発言にはショックを受けている様子でした。

稲嶺進名護市長は「(メア発言については)ああいう形で見られていたと思うと誰でも怒ります。与党とか野党とかそういう次元の問題ではない」と話しています。10日は宜野湾市議会で抗議決議が予定されていてこの問題はまだ尾を引きそうです。