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南西諸島の防衛力の強化の布石でしょうか。海上自衛隊のイージス艦「あたご」が3日、市民らが反対する中、石垣港に入りました。反対する市民らは港で船に向かって「八重山に自衛隊はいらない、自衛隊帰れ」と訴えました。
午前8時、石垣港に入った海上自衛隊のイージス艦「あたご」。停泊している沖合2キロの地点から乗組員150人が小型艇で接岸し上陸すると、待ち受けていた市民団体のメンバーおよそ40人から抗議の声が上がりました。
石垣島への寄港は乗組員の休養と防災、災害派遣に備えた事前調査を目的としていて、中山市長は入港に協力する姿勢を示しています。
政府が年末に閣議決定した防衛大綱では南西諸島の防衛力の強化をうたっていて、地元では入港に反発する声も上がっています。イージス艦は4日午前8時に石垣港を出港します。