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読谷補助飛行場跡地の黙認耕作地問題で土地の明け渡しを求めていた読谷村と、一部耕作者らの和解が成立しました。
旧読谷補助飛行場内の黙認耕作地は返還前からアメリカ軍の黙認の下、畑として耕作が続けられてきた土地です。
村によりますと、飛行場は2006年に国に返還され、読谷村が取得。しかし耕作は続いたため、読谷村が土地の明け渡しを求め、提訴していました。
那覇地裁沖縄支部は、2010年、土地の所有権が村にあることを認めましたが、耕作者らは控訴。その後、福岡高裁那覇支部で協議が進められ、25日、耕作者らが土地を村に引き渡す形で、和解が成立しました。
読谷村は、今回和解が成立した12人以外の耕作者にも、引き続き土地の明け渡しを求めていく方針です。