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アメリカ軍と基地周辺の住民との相互理解を図ろうという日米交流会が25日に沖縄市などで開かれました。
交流会には沖縄市や北谷町の住民およそ70人と、アメリカ軍の教育担当者や憲兵隊員らが参加。アメリカ軍側が海兵隊の役割などを説明した後、事件や事故の防止策について意見交換をしました。
住民たちは「通学路で乱暴な運転をする外国人車両に困っている」「夜中まで居酒屋で騒ぐ兵士たちに睡眠を邪魔されている」などと訴えましたが、満足のいく議論にはならなかったようです。参加した男性の一人は「事故も非常に多い。こういった問題を本当は訴えていきたかったのだが、その辺が全然話をする機会がなかった」と話していました。
沖縄防衛局が日米の相互理解を図ろうと企画した交流会。しかし意見交換はマスコミに冒頭部分しか公開されず、内容も軍側からの一方的な説明が多いなど、課題も多く残したようです。