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今月は、地デジカが県内各地を回って市町村の地名の由来をお伝えしています。きょうは「与那原町」です。
与那原町の人口は、およそ1万7000人。おもろそうしにも「よなはら」として登場する歴史ある街です。「ヨナ」とは「サンゴの砂」、そして「ハラ」は「開墾地」という意味と考えられています。つまり、人が開拓したサンゴの砂が広がる海岸線の町という意味でしょうか。
かつては交通の要衝として栄えました。戦争で無くなってしまいましたが、「県営軽便鉄道」も、ここ与那原と那覇の間で開通しました。全長9.75キロ、所要時間は30分だったそうです。今残っていたら、とても便利な鉄道だったでしょうねえ。