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16日上京し、政府に普天間基地の危険性の除去について要請している宜野湾市の安里市長は17日、前原外務大臣と会い普天間問題の解決を訴えました。
外務省で前原大臣と会談した安里市長は、2009年の沖縄の海兵隊のグアム移転計画に沿った普天間問題の解決と協定が守られず夜の10時から深夜にかけて行われている訓練の状況の改善を訴えました。
これに対して前原大臣は「普天間の危険性の除去については、政府も優先順位の高い問題だと受け止めている。ひいては返還につなげていくような作業を真剣に取り組みたい」と答えたという事です。
普天間基地の危険性の除去については一致した宜野湾市と政府ですが鳩山前総理の抑止力について「方便といわれれば方便だ」という発言について安里市長は次のように釘をさしました。
安里市長は「抑止力そのものが、前総理が否定をされたという事自体がですね、沖縄には新たな基地はやはり作れないんだと。理由そのものが根拠がなくなったと思っておりまして。沖縄の県民の95パーセントが反対をしているという事実からしますと不可能なことだろうと思っております」と話していました。