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4年前も地元の反対を押し切って強行されました。アメリカ軍が嘉手納基地でパラシュート降下訓練を行うと通報してきたことを受け、県は15日防衛局やアメリカ軍などに対し、訓練の中止を要請しました。

要請したのは、県の当銘健一郎基地防災統括監です。15日午後、沖縄防衛局やアメリカ軍の四軍調整官事務所などを訪れ、訓練の中止を求める要請文を手渡しました。

防衛局などによりますと、15日午後、アメリカ軍から、16日の午前中に嘉手納基地でパラシュート降下訓練を行うと連絡があったということです。

訓練は、午前10時から12時までの間に、30分から45分間程度行い、隊員6人が降下するとしています。

当銘統括監は「住宅地に近い嘉手納基地なので、万が一のことがあったら大変困ると、県民も不安に思っているので中止を申し入れるんだということを強く言っております」と話していました。

アメリカ軍側は、今回の訓練について、「伊江島の天候不良のため、嘉手納で訓練を行う必要がある。訓練するのは医療系の部隊だ」と説明したということです。