先週スタートしたプロ野球沖縄キャンプ沖縄にとってはシーズン開幕を前に、一足早い球春到来です。日ハムの佑ちゃんフィーバーに沸く名護や、県内各地のキャンプ地そして、それ以外の地域でも活躍する、県出身選手のキャンプの表情を追いました！
「佑ちゃ〜ん」黄色い声とともに颯爽と登場したのは、ハンカチ王子こと斎藤佑樹投手！土曜日で1200人！昨日は3000人と、佑ちゃんフィーバー本番この春、県内一番人気を見せ付けました。
男の子「佑ちゃんガンバレ〜」）少年野球の掛け声「佑ちゃ〜〜ん」老若男女全員が、佑ちゃんを捕らえようとカメラや双眼鏡を手に、その姿を追います。
家族連れ「佑ちゃんを見に来ました！一番この中で佑ちゃんが見たいのはだれなんですか？お母さんでしたか〜」
ところで斎藤投手や、ダルビッシュ投手だけでなく、忘れちゃいけないのが、県出身の背番号20糸数敬作投手！棚原記者と再会，握手！久しぶりの再会でしたが、やわらかな手の平から、力強い闘志が伝わってくるようでした。
佑ちゃん効果に沸くキャンプ地名護、さまざまな便乗商品も話題を提供していますが、球団のオフィシャル弁当も登場。シャトルバス乗り場のそばにある売り場で、球団が宿泊するホテルが作ったお弁当が、弁当箱とセットになって料金は1000円とお徳感たっぷりです。さて、大勢の人でにぎわう名護球場。人ごみの中といえば、こんな人もきていました。
ウォーリを探せ！実はこの人、東京で「みつかりやすいウォーリー」として人ごみの中に出没するパフォーマンス芸人でした。さらに・・・ 諸見里しのぶ「（私も）内地にいても佑ちゃんのおかげで名護の特集とかもやってくれたりとか、やっぱりそういうのを観ると私もすごく心が和むというか懐かしいなって思ったり、帰りたいなって思ったりする気持ちにさせてもらえるので、いっぱい日ハムのおかげで名護をアピールしてもらえるので名護市出身として嬉しいです」
宜野座、阪神キャンプも昨日は4500人と大勢の人が訪れました。観たい選手もいるけれど、これだけ人が多くては・・・それでも観たいんです。
2月5日阪神キャンプ キャッチャー捕球の後テントの下から覗く男性「地元ではよく球場には行っているんですけど、サインとかなかなかもらえる機会がないので」カップル「ここに来たらサインもらえる確立がすごい高いとかって聞いて、会社の人とかからもそういう情報が“ここに行ったらとれるよ”とか」
2月6日広島，去年就任した野村監督自ら、グローブをはめて内野のノックに参加した広島。ポカポカ陽気に誘われてこちらはきのう450人が集まりました。シーズン中とは違い、選手との距離がぐっと近くなるのもキャンプの魅力。ファンのサインにも選手は気軽にたえてくれます
棚原記者「浦添のヤクルトがキャンプを張っている球場に来ました。そうするとこちらには本日の練習メニューが書いてあって、下のほうにはご覧のようにメンバー表が置いてあるですね。このメンバー表で背番号と名前を確認しながら好きな選手に応援する。これが沖縄キャンプの楽しみの一つです」
メンバー表を手に、選手をチェック。これがあれば、プロ野球選手を良く知らないという人でも気軽に遊びにこれるんです。
2月6日中日キャンプ當間さん掛け声「はい皆様お待たせいたしました〜これから竜ちゃん汁のですね、無料サービスを行います！」北谷の中日キャンプでは、恒例の竜ちゃん汁がファンに振舞われました。
2月6日中日キャンプ竜ちゃん汁棚田貴組合長「球場にお集まりいただいたファンの皆さんに感謝するって言う意味で」「先着350名の皆さんにお配りしようということで準備しています」リアルドアラ？「（汁をすすって）あ〜美味いですね」竜ちゃん汁の味は？「美味しいです！」男の子振り向きざま「美味しい！」用意した350食は、およそ10分で配り終わる大盛況でした。
宮崎では、ソフトバンク新垣渚がキャンプイン。新垣渚「スライダーやフォークも自分としては良いかなと思います」同じく宮崎では、巨人のルーキー、糸満高校の宮国椋丞投手もプロ初のキャンプ。巨人宮国「環境に慣れるのもそうなんですが、練習も少しきついというか、これまで充実しています」来月の卒業式前には再び沖縄に戻る宮国ですが、プロとしての第一歩を踏み出しています。
日ハム二軍運天選手「2年目に入ってけっこうキャンプに来てピッチングとかけっこうまとまってきたので良かったです。順調にきています」プロ2年目、日ハム2軍のキャンプ地国頭村には、浦添工業出身の運天ジョン・クレイトン投手の姿がありました。投手陣の中では、他の選手の見本として、練習を引っ張る場面もあり、逞しく成長。今シーズンの活躍が楽しみです。
県内各地でスタートしたプロ野球キャンプ。シーズン中は見られない選手の様々な表情もたっぷりの球場に皆さんも是非、足を運んでください！