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13年連続で300人を超え、深刻な問題になっている県内の自殺者。これを食い止めようと、県は2月2日、その大きな要因となっている「うつ病」の早期治療を呼びかけています。
自殺者の多くがうつ病を発症していたという国の調査結果に基づき、うつ病の早期発見と、早期治療を呼びかけようとつくられました。
県内の自殺者は、2009年に406人と過去最多になるなど、13年連続で300人を超える深刻な事態になっています。県では「眠れない」など、うつ病ではないかと感じたら、家族や医師に「ぱっと相談を」と呼びかけています。
県福祉保健部の大城壮彦副参事は「そういった状態に気付いたときには、身近な方につないでいただくというようなことが大切でして。そういった意味で、ぱっと相談、思い立ったらすぐに相談していただきたいということなんです」と話していました。
また自殺やうつ病になる背景には多重債務などの問題もあり、県では消費生活センターとも連携して取り組むことにしています。