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2010年11月に那覇市首里の住宅街で見つかったアメリカ製250キロ爆弾の不発弾処理が、23日に行われました。

処理が行われたのは2010年11月29日、県道153号の改良工事中に首里平良町で見つかったアメリカ製250キロ爆弾の不発弾1発です。不発弾は直径3メートル、深さ6メートルに掘り込まれた穴の中で信管をはずし、火薬を抜く方法で処理されました。

作業に伴い、現場から半径288メートル内のおよそ980世帯、100事業所の2450人に避難勧告が出され、住民は近くの小学校などに避難しました。

避難した男性は「多分(処理は)あと何十年か続くわけでしょ、沖縄中に戦争が残っている状況ですから」と話し、別の男性は「国家予算で毎年毎年(不発弾処理を)徹底的にやっていくべき」と話していました。

また処理作業に伴い、路線バスあわせて8路線が迂回運行をしました。不発弾処理は午前11時23分に無事終了しました。