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12月の県議会で民営化が決まった県立浦添看護学校について、6日、野党議員が審議の過程で委員会が軽視されているなどとして、会見を開きました。

野党議員らは、県の担当者が委員会以外の場で浦添看護学校の就学資金の「さらなる拡充」を「確約」した結果、賛成票が反対票を1票上回ることになったと指摘し、委員会以外での発言が採決に影響したとすれば委員会を軽視したことになるとしています。

これに対して、県の担当者は確かに就学資金の「さらなる拡充」との説明はしたが、あくまで予算措置で「努力する」意向を示したもので「確約」などしていないと説明しています。

一方、議案に賛成した民主党会派の上里直司県議は、福祉保健部長とのやり取りについて「どれくらいまで拡充できるかとの問いに対し、部長があと5000万円くらいならという回答だった。確約はとっていないが、県の姿勢を見て自分で確証を得たので賛成した」と説明しています。