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県内でインフルエンザ流行の兆しがあり、県などが注意を呼びかけています。

記者「こちらの病院には、このようにインフルエンザの疑いのある患者さん専用の待合スペースが用意されています」

那覇市医師会の検診センター検査部によりますと、県内の主要病院で年末年始にインフルエンザの陽性反応が確認された患者の数は、前の週の4倍近くの173人となり、流行の兆しがあることがわかりました。

沖縄赤十字病院の呼吸器科の赤嶺盛和医師は、「年末年始にかけて、当院でもインフルエンザの患者さんが急増しておりますので、現時点で流行期に入ったと考えています」と話しています。

インフルエンザの患者数は例年、忘新年会やイベントなどで多くの人が接触するこの時期から増え始め、2月までにピークを迎えるということです。

県や医療機関では、手洗い、うがいの徹底と、ワクチン接種などで感染を予防することや、インフルエンザのような症状が出た場合は、他人にうつさないようマスクをして、早めに、かかりつけ医に受診することなどを呼びかけています。