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浦添市の卸売市場では5日年明けの恒例行事、青果の初セリが行われました。
まだ夜も明けきらない午前6時から行われた初セリ式では、沖縄協同青果の名嘉重則社長が「2011年も食の安全と価格の安定を目指し消費者の信頼を得ていきましょう」とあいさつしました。
そして高らかな鐘の合図で市場にセリの開始が告げられました。2010年1年間、この市場で扱われた野菜と果物は合わせて6万4000トンと、春先の低温や夏場の猛暑の影響を受け、大幅に減少。キロ当たりの単価は今も割高傾向が続いています。
2011年は天候の長期予報などから平年並みの気温が予想されているということで、市場関係者は取扱量や単価は徐々に回復すると見ています。