おじぃさんおばぁさんの命薬。きょうは、那覇市の古波蔵伸子さんをご紹介します。
ズンドコズンドコと体を動かすのは・・・、82歳の古波蔵伸子さん。キメのポーズもばっちり決まっています。
伸子さんは、毎週ここでレク体操や民舞などのクラスに通っています。初めての参加者には、気配りも。
伸子さん「みんなお友達です。自分なんかもう長いから」
伸子さんはどんな人なのですか?
クラスの友人「みんなに教えてるわけよ。こっち来たら長生きするよーって」体操を指導する我那覇先生「皆さんの信頼が厚いです」
社交的で友達思いの伸子さん。みっちり2時間の体操を終え、お昼の時間。豪快に新聞紙で包んだ命薬を見せてもらいました。
伸子さん「何が好きかわからん。残り物でなんでもやってるから」
たくさんのおかずは野菜中心のヘルシーメニュー。アンダンスーは、今朝の味噌汁のだしをとったかつおぶしを利用したものです。
きょうの話題は、以前参加した運動会での1コマや、子どもたちにお手玉などの昔の遊びを教えるボランティアについて。
このほか伸子さんは18歳の時に、沈没した対馬丸に乗り遅れて命が助かったことなど、自らの戦争体験を伝える活動もしています。そんな伸子さんのスケジュール帳は来年まで予定でいっぱい。
伸子さん「2日ぐらい(外に)行かないと太るんですよ。0.5キロぐらい太る。こっちあるの全部口に入れるから」
食後休みもそこそこに伸子さんが向かうのは・・・。
やって来たのはスイミングスクール!水中ウォーキングで足腰を鍛えます。1日に習い事を掛け持ちするのは当たり前なんです。
伸子さん「私、3カ月で2キロ減らしたから。ずっと1日ごしに来てたんですよ」
トレーニングマシンにも真っ先にチャレンジ。子どもたちにだってまだまだ体力は負けません。
伸子さん「クロールもできるんだけど、それさせてくれたらいいのにねって思うわけよ」
取材スタッフも脱帽。元気な伸子さんでした。1月には、小学校にたこ作りを教えに行くそうです。来年も忙しそうです。