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年の瀬も押し詰まる中、生活に困っている人たちを自立支援する年末テント村が23日に那覇市の与儀公園で開かれました。このテント村は反貧困ネット沖縄が失業者や路上生活者、生活困窮者らを対象に自立支援を行おうと開いたもので、2009年に続いて2回目です。

テント村には多くの相談者が訪れ、生活保護手続きや子どもの就学援助、労働相談などを専門のスタッフに相談し、アドバイスを受けていました。

反貧困ネット沖縄の仲山忠克代表は「目前にいる困窮者を放置するわけにはいかない。それを社会的連帯の力でどうにか支えていきたい。そのことによって、この日本から貧困をなくすために一歩でも近づけたい」と話していました。

テント村ではカレーの炊き出しもあり、相談に訪れた人たちにふるまわれました。2009年は生活援助を緊急に要する26人について、那覇市に生活保護手続きを行っています。