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65年前の12月、石垣島で小さなかまぼこ店が開業しました。

石垣島のかまぼこ店、多くのお客さんが訪れます。創業者の金城ヨシさん。戦争中は台湾に疎開していました。戦争が終わり石垣に戻ったヨシさんは65年前の12月、行商からかまぼこ売りを始めました。

金城ヨシさん「(Qどうして始めたのか?)好きだから。また、昔からの仕事だから」

13歳からかまぼこを揚げていたというヨシさん。当時、漁でたくさん獲れたイラブチャーを使い、正月需要を見込んでのスタートでした。食べ物の種類の少ない時代、加工品のかまぼこは売れ行きは良く、やがて店を構え、工場でも何人もの従業員が働くようになります。

当時の従業員・池間ミツさん「大変だったよ。みんな手(作業)で。あのころは食べ物ないからね、おいしかったよ」

ヨシさんのかまぼこは多くの人を笑顔にしたのでした。

金城ヨシさん「(Q:味はどうですか。昔と一緒ですか?)一緒。おいしい」