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世界で最も成功したといわれるノルウェーサーモンのマーケティング手法から学ぶ講演会が9日に県庁で行われました。丹羽弘吉さんは「それでダメだなと思っても、どっかに方法はないかということを、自分に問いかけることが必要だ」と話しました。

講演したのは、販路拡大戦略としては世界で最も成功したといわれるノルウェー産サーモンの日本への輸出を手がけた丹羽弘吉さんです。

丹羽さんはノルウェー大使館に勤めていたころ「プロジェクトジャパン」という水産物の輸出振興策を企画し、サーモンの日本への輸出を開始して、その量を年々増加させてきました。

丹羽さんは、消費者が必要なときに良い品質で届けることが重要となるため、各国への流通システムを整えたこと。さらに、築き上げたブランドイメージを守るために、流通ルートの責任体制の明確化した事を説明しました。

参加者は自らの産業にどう応用することができるのか、真剣な表情で聞き入っていました。