午前9時、今年で26回目の開催となるNAHAマラソンがスタート!スターターは、プロゴルファーの上原彩子選手と来年2月沖縄でキャンプをはる読売ジャイアンツの阿部慎之助選手が務めました。
ランナーの安全確保のため初めて人数制限を設けた今年は2万3402人が参加。毎年のこととはいえ世相を表した個性溢れるコスチュームに目を奪われます。
自称:石川遼選手きょうは賞金王かかった大事な試合じゃないんですか?賞金王は厳しいんで現実逃避してしまったんですけど」今年大ブレイクの戦場カメラマンが出現!!中にはこんなカップルも… 「Qあす入籍ですか?はい!」「もうこのNAHAマラソンが結婚式です!」そして,警察学校の生徒19人は全員で完走を目指す!「Qまだ脱落者はいない?まだいないです、全員で走ってます」
今年もボランティアがランナー達を支える。豊見城市嘉数交差点7キロ付近,子どもたちがYMCAで応援!選手たちもYMCA!南部商業高校11キロ付近,高校生ボランティアも奮闘。中にはこんな変わったダースベイダーの応援団も!
午前11時半前、早々とトップ選手が奥武山陸上競技場にゴール!優勝早坂光司選手(宮城県)2時間26分41秒
一方、その頃中間地点の平和祈念公園(21.3キロ)にはステーションQの謝花キャスターが到着。そして制限時間の午後0時15分,人の鎖がしまる様子、泣きそうな選手も。「あと一分!はぁ〜もう腿が・・。くやしぃ〜。」
Q.あと1分ぐらいだったんじゃないですか?ランナー「えーとねぇ、途中、通過しようと思ったんですけど完全に心が折れていたので、もう来年に向けてきょうの夜からお酒をやめて準備したいと思います。」
正午をすぎてそろそろお腹が空く時間。25キロ付近のレストランでは3000食の沖縄そばが振舞われます。ランナー「最高、くたにどうし、最高、ありがとうございます」「おいしいです、しあわせです、ありがとうございます」優美堂 久保田社長「もうこの日は応援がメインです、商売よりも」
謝花キャスターも順調に25キロを通過!「こっからだよね、ここまで楽でもさ、急に30キロ位からくるんだよね。外間?」なんと,外間カメラマンが先に足に疲労がきてしまいます。
30キロ付近から立ち止まるランナーが次第に多くなっていきます。阿波根交差点野球部「あと1分、ファイト!」33.1キロ,阿波根交差点人の鎖(午後2時)泣く女性ランナー,リタイヤバスにも行列ができる。
ゴールをめざして最後の力をふりしぼるランナー達,しかしまだ最後の関門が残っています。
最後の足きり、はいつくばって門を通る女性,午後3時15分門しまる呆然とした様子,ランナー「眠れないね、くやしくて、本当くやしいよ」
6時間15分の制限時間内にゴールした人は、1万6845人。謝花キャスターも見事完走!完走率は71.98パーセントでした。
ランナー「今年は還暦の記念に去年より記録を更新しようと思って」ランナー「自分ががんで末期の手前でまだ5年ならないんです、みんなに元気をがんばってもらいたくて」ランナー「全然見ず知らずの方が本当におじいもおばあも小さいお子さんも祝福してくださって、最高でした」
それぞれの思いを胸に42,195キロに挑んだ2万3千人のランナー達,完走した人もあと1歩及ばなかった人も最後は互いの健闘をたたえ合い、その表情は充実感に溢れていました。
ランナー「那覇マラソン、最高!!」