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障害をもつ人やお年寄りの普段の生活を擬似体験し、社会でどのように接したらいいかを考えるきっかけにしてもらおうと、小学生を対象にした体験学習が2日に那覇市の小学校で行われました。
体験学習ではアイマスクや特殊サポーター、車イスを子どもたちが実際に体験。障害を持つひとやお年寄りが普段どのような生活を送っているのかを実感し、理解を深め協力し合う心を育てようというものです。子どもたちは普段では感じることの出来ない、障害を持つ人たちの暮らしを体験し驚いていました。
子どもたちは体験の後「前に何も見えなくてちょっとぶつかりそうになった」「動きづらくて見えないし、聞こえづらいし、とても辛かったです」「車イスに乗った時の力がどれだけ必要かとか本当にわかったし、困っている人がいたら出来る限り手伝いたいなと思いました」「周りの人が少しでも手伝ってくれるだけでも変わると思うので、私もこの経験を生かしてお手伝いとかしたいと思います」と話していました。
短い時間でしたが、子どもたちの気持ちの中に相手の立場を思いやる心が生まれてきたようでした。