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名護市は、国が行う名護市辺野古周辺の現況調査について、「代替施設建設を前提とした調査には協力しない」として申請を許可しないことを決めました。
沖縄防衛局はこれまで普天間基地の代替施設建設に向け辺野古周辺の現況調査を行ってきましたが、今年度の調査申請に対し、名護市は11月30日付けで、「代替施設建設を前提とした調査には協力できない」と回答したということです。
稲嶺市長は1日、「県知事も『県内はない』とお話してますからね、それはなおさら（移設が）前提となった調査というのは、それこそ根拠がなくなった」と申請を許可しなかった理由について述べました。
名護市の決定に対し、沖縄防衛局の真部朗局長は、今回の不許可の回答は遺憾であるとした上で、「関係部局等と調整しつつ、法令に則って、対応を検討する」とコメントしています。