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17日にわたる選挙戦も残すところわずか、県知事選挙は25日から3日攻防に入っています。まだまだ日中は暑いので疲れも相当なものだと思いますが、候補者のみなさんは日曜日の投票に向けて最後の力を振り絞っての運動が続きます。
3人が立候補している知事選、事実上の一騎打ちとなっている伊波、仲井真両陣営は朝から街頭で支援をよびかけました。
現職の仲井真さんは「今、沖縄にとって最も重要なことは、沖縄の産業をもっともっと拡大し、雇用を増やし、所得を上げる」と述べて、苦手とされる中部を中心に遊説。今朝は西原町で支援を呼びかけました。仲井真さんは「自分の政策の浸透を図る。ちゃんと理解していただきたい」と話しました。
一方、新人の伊波さん。朝、宜野湾市長候補の安里猛さんとの遊説では、名護市の稲嶺市長が応援に駆けつけ「伊波洋一、並びに安里猛、稲嶺進名護市長、その3名が手を取り合って、基地問題の解決に取り組んでまいります」と訴えました。
情勢調査などから今回の選挙は浮動票の行方が当落に影響するとあって、その獲得については両陣営ともに手ごたえを感じているといいます。
仲井真さんは「僕は実感として、かなり多くの方の支持を頂いているのではないかという感じは強くあります」と語り、伊波さんは「有権者の方から握手を求めてこられたり、あるいは頑張ってとか、もう投票してきましたよという声がありましたので、手応えは感じます」と話していました。
投票日は28日。その前日ギリギリまで激しい選挙戦が続きます。