2010知事選「選択」。きょうは有権者が考える争点についてです。
全国的にも注目の県知事選。実際に沖縄で暮らす県民は、どのような視点で何を基準に知事を選ぼうと思っているのか、街頭で緊急アンケートをしました。
山田記者「こちらパレット久茂地前です。これから県民の皆さんに知事選の最大の争点についてアンケートを取っていきたいと思います」
普天間基地の移設問題については、県外移設。海外移設、県内移設と候補者によって違いますが、有権者の見方もそれぞれ。
有権者「(Qなぜ基地なんですか?)自分達が自分達の沖縄を作っていくっていう上で、基地の問題を解決しないとなかなか難しいのかなって思います」
有権者「同じ沖縄県民としてはやっぱり基地問題は(政権交代した)今決めなくてはいけない問題じゃないかと思います」
アンケートをとった人は全部で58人。その中でも、基地問題には26人と一番シールが貼られました。県民にとってはやはり強い関心事です。
基地問題に次いで多かった経済と雇用。ふたつを一緒に答える人が多く、経済回復の声はかなり切実なものでした。21人がポイントしました。
有権者「とりあえず地域経済がまわってなんぼだと思いますんで。それからの基地問題だと思います」
有権者「子どもたちが仕事がないから、かわいそうでかわいそうで見てられないのよ」
有権者「本当に、シャッター通りと言われるくらいあちこちいっぱい閉まっているところがある。沖縄市だけじゃない、平和通りもそう。やっぱり経済力がないと発展しない」
福祉・医療が併せて9人。その他の欄にポイントした2人は教育を考えてほしいと訴えました。
そして、やはり観光についての意見も多かったです。
有権者「沖縄はどうしても島国でしょ?だから観光ね。今度知事になる方にも、もっと海のよさをアピールしてもらいたい」
美しい島の未来が掛かった知事選。争点はそれぞれ違えど、より良い社会の構築は全ての県民の願いです。