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国王と王妃に視線が集中しました。琉球王朝祭り最大のイベント「古式行列」が、2010年も華やかに行われました。

古式行列は、琉球王朝時代、国王が正月3日に、国の安泰を祈願するため、寺を参拝した様子を再現したもので、琉球王朝祭り最終日のメーンイベントとして開かれました。

行列にはおよそ300人が参加し、当時の衣装を身にまとって、華やかに、そして厳かに首里の街を練り歩きました。主催者によると、2010年も例年同様、5万5000人程度が訪れたということです。

見物していた女性は「皆さん昔の人みたいで本物に見えました」と。男性は「毎年見てるんですけれども、2010年も一年無事に迎えられたなぁという感じがしてとてもうれしいです」と話していました。

ではこの人たちは・・・?

国王役は「とても気持ちいいですね。とても身が引き締まる思いです。」「(本職は)自然の家ですね。名護の青少年の家で働いてます」王妃役は「伝統的な文化に参加できてうれしいですし、着物も着られて素敵です」「(普段は)大学で泡盛について勉強しています」と話していました。

琉球王朝祭りは、3日夜の仕掛け花火と旗頭演舞でフィナーレを迎えます。