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非常に強い台風14号は10月28日午前11時現在、沖縄本島の南海上にあって、本島地方に接近しています。午前10時20分、本島地方に暴風警報が発表されました。陸上海上とも厳重に警戒して下さい。

非常に強い台風14号は、10月28日午前11時には那覇市の南南東およそ220キロにあって、1時間におよそ15キロの速さで北北東に進んでいます。中心の気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルに達するとみられています。気象台は先ほど午前10時20分に、沖縄本島地方に暴風警報を発表しました。

南城市の馬天港では、10月28日午前8時半の時点で、既に雨と風が強まってきていて、海上は大しけとなっています。本島南部では強風で電柱やバナナの木が折れているほか、農家が畑にシートをかぶせるなど台風対策に追われていました。

那覇空港では離島便を中心に11時現在、44便が欠航しています。台風の接近で午後からさらに欠航便が出る見込みで、空港ロビーは観光客などで混雑しています。

交通機関は今のところモノレール、バスとも通常運行ですが、暴風域に入ると運休になると話しています。また本島のすべての公立の小中、高校では暴風警報発表後に休校となっています。