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24日午後、西原町の石油精製会社に接岸しようとしたタンカーが、桟橋に衝突し、海中に燃料が流出する事故がありました。25日も油の回収作業が続きました。

下地慶信カメラマンは「こちらは西原沖上空です。かなりの広範囲にわたって、黒いオイルが広がっているのが分かります」と話しました。

燃料の流出があったのは、パナマ船籍のタンカーパシフィック・ポラリスです。中城海上保安部などによりますと、24日午後4時半ごろ、西原町にある石油会社内の桟橋に、接岸しようとしたタンカーが桟橋に衝突。その際、タンカーに穴が開き燃料が、桟橋の東端から北東方向におよそ3500メートルに渡って海上に流出したということです。

現在のところ新たな油流出はありませんが現場から、3.6キロ離れた海野漁港に油が漂着したと通報がありました。現場にはまだ多くの燃料が残っていて、26日も引き続き回収作業を行う予定です。