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COP10生物多様性条約締約国会議に合わせて、22日、名古屋市で、沖縄の生物多様性とその保護を訴えるシンポジウムが開かれました。シンポジウムは沖縄・生物多様性市民ネットワークと沖縄地域作業部会が主催して、名古屋市内で開かれました。

シンポジウムでは、エイサーなど、沖縄の歌と踊りが披露された後、沖縄で活動する建築家や写真家などが、基地問題ややんばるの森の現状、そして泡瀬干潟の埋め立て問題などについて報告しました。

市民ネットワークの伊波義安共同代表は「沖縄は雨が多く暖かい。だからやんばるは沢が非常に多くて生き物にとっては天国です」と、写真家・小橋川共男さんは「沖縄は基地を望んでいるのか。望んでません。みんなNOと言ってるんですよ。当然ほかの所にも基地を望まないのは当たり前」と訴えました。

この他、COP10の会場近くには、ブースが設けられ、沖縄の現状を伝えるパネルを展示して、会議に参加する世界の人たちに情報を発信しています。